黒酢にはどんな栄養成分が含まれているの?

黒酢が体にいいことは、今では知られていることですが、ではどうして体にいいのか、どんな栄養成分があるのか、ちゃんと知っている人はあまりいません。

黒酢を摂取する時、ただ何となく「身体にいいから」と摂るより、「何が含まれていてどうしていいのか」を知っている方が効果は倍増するような気がしませんか。

ここでは黒酢に含まれる栄養成分とその働きについて知っておきましょう。

【目次】

黒酢に含まれる栄養素

黒酢には主に次の成分が含まれています。

●酢酸
食酢の主成分で、酢のすっぱさはこの酢酸が原因です。

<酢酸に期待できる健康機能>
高血圧改善、疲労回復、カルシウム吸収、内臓脂肪減少、コレステロール改善に役立ちます。

●アミノ酸
身体のタンパク質を構成する成分で内臓や筋肉もアミノ酸によって新陳代謝されています。
身体を構成する20種類のアミノ酸の内、体内で合成されない9種類を必須アミノ酸といいますが、黒酢には必須アミノ酸の8種類が含まれています。
※黒酢には必須アミノ酸以外にもグリシンなどの非必須アミノ酸も含まれています。

<黒酢に含まれる必須アミノ酸とその働き>
黒酢に含まれる必須アミノ酸8種類とその働きをご紹介します。

【トリプトファン】
セロトニンを生成し、精神の安定に貢献します。安眠効果があることが知られています。
【リジン】
肝機能を高め免疫力を向上させます。またカルシウムの吸収を促します。
【メチオニン】
アレルギーを抑え、肝機能をサポートします。抗うつ効果があります。
【フェニルアラニン】
神経物質として働き、食欲抑制、精神安定を助けます。
【バリン】
筋肉の新陳代謝をします。タンパク質の合成の役割があります。
【ロイシン】
バリンと同じ働きと肝機能向上、筋肉強化をします。
【イソロイシン】
成長促進、血管や神経の働きのサポート、疲労回復に役立ちます。
【ヒスチジン】
神経機能のサポート、関節炎の予防、食欲抑制ストレス軽減をします。

●クエン酸
レモンなどの柑橘類に多く含まれる酸で、レモンが酸っぱいのはクエン酸のためです。

<クエン酸に期待できる健康機能>
体内のブドウ糖燃焼、疲労回復、肩こり改善、認知症予防、神経疲労回復に役立ちます。

●ビタミン類
人が生きていく上で必要な栄養素のうち、炭水化物、タンパク質、脂質以外の有機化合物をいいます。

ビタミンが不足すると病気になったり、成長障害が出たりします。必要とされる量は少ないですが、体内で作られることがほとんどなく、作られてもわずかなので食事などで摂取する必要があります。

<黒酢に含まれるビタミンとその働き>

【ビタミンB2】
脂肪からエネルギーを作り、細胞や粘膜を再生させます。
【ビタミンB6】
ホルモンの分泌を助け、イライラや肩こりを改善します。
【ビタミンB12】
赤血球を作る助けをし、良質な睡眠や神経伝達の働きを助けます。
【ナイアシン】
栄養素をエネルギーに変える働きをし、健康な皮膚を保ちます。
【パントテン酸】
ストレスを和らげ、動脈硬化、アトピーを予防します。
【葉酸】
赤血球の形成を助けたり、胎児の正常な発育を助けます。

●ミネラル類
糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並ぶ成分といわれるもので、必要不可欠なものです。体内では作られないため食事やサプリで摂取する必要があります。

<黒酢に含まれるミネラルとその働き>

【カルシウム】
骨や歯を健康に保ち、高血圧予防、イライラ解消に役立ちます。
【カリウム】
体内の塩分調整、筋肉の働きを助けています。
【マグネシウム】
骨や歯を健康に保ち、体内酵素の助けをし、血液循環を正常にしています。
【鉄分】
赤血球をつくるヘモグロビンの成分となり、酸素を体中に送る役割をもっています。
【リン】
骨や歯を健康に保ち、脳や筋肉の働きを助けています。

●黒酢にはどうしてこんなに栄養素が含まれているの? 
なぜ黒酢にはこのように多くの栄養素が含まれているのかというと、それは黒酢の製造方法に秘密があります。

酢が約4ヶ月で出来るのに対して黒酢は1年から3年という時間をかけて製造されています。そのため長時間熟成させた黒酢にはアミノ酸やミネラル類がより多く含まれているのです。

黒酢にはビタミンCは含まれているの?

黒酢に多くの種類のビタミンやミネラルが含まれていることがわかりましたが、黒酢には代表的な健康ビタミンであるCが含まれていません。

では黒酢はビタミンCと関係がないのかというとそういうわけではありません。

黒酢とビタミンCを一緒に摂るメリットがあるのです。
それをご紹介する前にビタミンCの働きを見てみましょう。

●ビタミンCの働き
ビタミンCの重要な働きはコラーゲンの生成です。
コラーゲンと聞けば美肌とイメージしますが、肌を美しく保つだけでなく、コラーゲンは細胞を作ったり、骨を丈夫にしたりと大忙しなのです。
他にもビタミンCはストレスを感じた時に身体を守り、ガンの原因と言われる活性酸素を分解し、免疫力を高めてくれます。

ところがビタミンCは心身のストレスが続くと、大量に消費されてしまい欠乏しがちになるのです。不足すると毛細血管をボロボロにし、骨そしょう症を引き起こします。

ビタミンCを多く含む食品(パプリカ、パセリ、キャベツ、レモン、キウイ)をたくさん食べてもビタミンCは水溶性なので、体内に蓄積することができず尿と共に体外に出て行ってしまいます。そのためついつい不足がちになるわけです。

●黒酢とビタミンCを一緒に摂るメリットとは? 
黒酢とビタミンCを一緒にとると、黒酢の作用でビタミンCは効率よく体内に吸収されしっかりとその働きをしてくれるようになります。

ビタミンCは充分にとっているつもりでもすぐに消費されてしまう栄養素ですが、黒酢のサポートでよりその働きが発揮できるようになるのです。

黒酢もろみって何?

黒酢もろみとは、黒酢を作る過程で、米、米こうじ、水を長期発酵するうちに、沈殿した発酵物です。黒酢の全体量の約6%ほどしかとれない貴重なものです。黒酢よりもアミノ酸含有量が多く、健康効果がより高いといわれています。

ただ黒酢もろみは苦味や渋みがあるため、そのままで食べるよりサプリなどに配合されて摂取することが多いです。

魅力的な成分がプラスされたおすすめ黒酢サプリメント