黒まる王子が解説

黒酢と血圧低下-高血圧予防

普段どれだけの人が自分の血圧に注意を払っているでしょうか?
家庭用血圧計がありますが、体重計と違ってお持ちの方は少ないでしょう。
なので自分の血圧がどれくらいなのかを知っている人は少ないと思います。

そもそも血圧のことちゃんと知っている人はどれくらいいるのでしょう。
血圧が高いとなんだか体に悪そうだということはなんとなくわかるが血圧の仕組みやそもそも血圧って何?!って言う人が多いのではないでしょうか?

高血圧はサイレントキラーとも言われている怖い病気です。
血圧高めって言われても体の症状になんら変化が起こっていないからと言って何もしないでいると命にかかわる重い病気につながります。

【目次】

血圧とは?

血液が血管を押す力
病院で血圧を測ってもらうとき血圧の数値は上と下2つありますが、 その違いをご存知ですか。

【上の血圧(収縮期血圧)】
心臓が血液を送り出す時の最も高い血圧

【下の血圧(拡張期血圧)】
血液が心臓に戻ってきて次に送り出す血液をためるために心臓が拡張している状態。血液の流れが緩やかな時の最も低い血圧

【脈圧】
上と下の血圧の差

正常な血圧値とは?

【血圧の正常値】
135/85mmHg未満(家庭血圧:家庭でリラックスして測定できるため)
140/90mmHg未満(診察室血圧:家庭よりも緊張したりして上がってしまうため)
これ以上だと高血圧。
また上下どちらかの値が正常範囲よりも高い場合も高血圧と言われます。

血圧上昇の仕組み

血圧は【心拍出量の増加】と【末梢血管抵抗の増加】によって上昇します。

●心拍出量とは
1分間に心臓が拍出する血液の量

●心拍の増加はどのようにして起こるのか?
腎機能の低下・食塩過剰摂取などによる体内のナトリウムが増加→体液濃度を一定にするために水分増加→血液増加→心拍出量増加

●抹消血管抵抗の増加はどのようにして起こるのか?
動脈硬化などによる血管壁の弾性低下・血液の粘性増加→抹消血管抵抗増加

それ以外にも、【心拍出量の増加】と【抹消血管抵抗の増加】を引き起こすものとして、下記のものがあります。

●レニン、アンジオテンシンの活性化
下記の図のレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系は血圧調節機構と呼ばれています。
レニン、アンジオテンシンの酵素が活性化すると血管を収縮させ、また血液量も増加させるので血圧が上昇します。

また、アンジオテンシノーゲンの分泌が増えると、血圧調節機構(レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系)が活発になります。
アンジオテンシノーゲンは主に肝臓でつくられるのですが、脂肪細胞でもつくられるので内臓脂肪の増加によってその分泌が増えます。
内臓脂肪の増えすぎによる弊害は『黒酢は体脂肪を減少させるのか?』の皮下脂肪と内臓脂肪の違いをご覧下さい。

●交感神経の活性化
交感神経が活性化すると、交感神経末端や副腎からカテコールアミンというホルモンが分泌されます。
このカテコールアミンは直接的に心拍出量の増加、血管収縮による抹消血管抵抗に関わります。
また腎臓に働きかけて上記で紹介した「レニン」に代表される昇圧ホルモン(血圧を上昇させる物質)の分泌を促します。

なぜ高血圧が怖いのか?

血圧が高い状態は血管に強い圧力がかかっている状態です。
そういう状態が長く続くと血管に負担がかかり、弾力性がなくなっていき血管の壁が厚くなります。
血液の通り道が狭くなると血管が詰まりやすくなり動脈硬化につながります。
上記でも述べましたが、動脈硬化は血圧上昇の仕組みのひとつである末梢血管抵抗の増加を招き悪循環となります。
このような状態が続けば、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤、腎不全といった生命に関わる病気を引き起こします。

話題の「血圧サージ」って何?

一過性の急激な血圧上昇のこと。

血圧の変動は自然な生理現象(運動、緊張、怒り、排便、筋トレなどでも血圧は上がる)であって、普段の血圧が正常であれば、1日に1回程度起こる血圧の急上昇は極端に心配しなくてもよいとのこと。

しかし、日頃から高血圧である人は注意が必要。
高血圧の人は、長い期間に頻繁に「血圧サージ」が繰り返されると脳や心臓に関わる病気のリスクが高まります。

血圧低下のキーワード『アデノシン』

林修先生の番組で血圧低下のキーワードとして「アデノシン」が紹介されました。

その仕組みは、
酢酸(お酢の主成分)が体内に入って代謝される際に細胞からアデノシンが分泌→アデノシンが血管を拡張させる→血液の流れが良くなる→血圧低下

残念ながらこの効果は持続性が無く、お酢の摂取をやめると血圧は元に戻るために、効果を維持するにはお酢の摂取を継続することが大事とのこと。

●血圧の低い人がお酢を飲むとどうなるの?
番組内で上記の質問がなされましたが、答えは「ある一定のレベルまでは下がるが、それ以上は下がらず、高血圧の人が摂れば効果が期待できる」とのこと。

お酢には直接的に高血圧に作用するだけでなく、末梢血管抵抗の増加をもたらす動脈硬化の原因となる
血糖値の上昇
カルシウム不足
体脂肪増加
血中コレステロール値の増加
血流の悪さ
を改善するサポートもしてくれます。

黒酢(食酢)と血圧の作用

高血圧症の人が食酢1日あたり15mlもしくは30mlを摂取した場合、摂取直前と比較して15ml摂取では摂取開始6週目から、30ml摂取では摂取開始4週目から有意な血圧の低下が認められた。という研究結果があります。
『生活習慣病に及ぼす食酢の効果』多山賢二

酢酸の影響を除いた黒酢エキスの血圧上昇抑制効果についての研究では、 長期にわたって黒酢エキスを高血圧自然発症ラットに摂取させたところ、血圧上昇はコントロール群に比べ有意に抑制され高血圧改善作用が確認された。
一方、血圧が正常であるラットに摂取させた場合には血圧低下の効果は見られなかった。このことから黒酢エキスは血圧が高い状態でその低下効果が現れ長期間の継続的な摂取により高血圧症の予防に有効であることが示唆されたとの報告があります。
『高血圧自然発症ラットにおける黒酢エキスの抗高血圧作用』
西川 泰・ 高田曜子・ 永井靖代・森 強士 河田智子・ 石原伸浩

また高血圧に対する黒酢の作用をみた実験では黒酢が血管の収縮ACE(※)活性を阻害することが明らかになったとの報告が紹介されています。
『酢の機能性について』柳田藤治

※ACE(アンジオテンシン変換酵素):血管を収縮させ血圧上昇を招くアンジオテンシンⅡを生成する酵素

高血圧予防の生活習慣

【減塩生活】
食塩1gを制限するだけで血圧は約1mmHg低下すると言われています。

【肥満改善】
肥満の人は肥満でない人に比べて、高血圧であることが2~3倍多いと言われています。

【適量の酒】
飲酒量が多い人ほど血圧が高く、高血圧になりやすい。
ビール中ビン1本、日本酒1合、ウィスキーダブル1杯までが適量
※女性や体重の軽い人はこれよりも少なめがよいそうです。

【適度な運動】
全身運動である歩行、ジョギング、水泳など

【ストレス管理】
ストレスが高血圧の原因になっているという確かな証拠はなく、根本的な 高血圧治療にはなりませんが、日常ストレスによる血圧上昇を抑えるのは 大切なことです。

【禁煙】
ニコチンによる効果として一時的に血圧があがります。
ヘビースモーカーだと血圧が高くなっている時間が多くなる。

まとめ

高血圧に至るまで色んな要素が絡み合っていることがわかりました。
黒酢を含むお酢の成分には、直接的、間接的にそれらの要素の発生を予防する手助けをしてくれます。
「人は血管とともに老いる」と言われているように血管の老化が私たちの体の老化につながっていきます。血管を若々しく保つ生活習慣をこころがけましょう。

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